埼玉県立芸術総合高等学校、多摩美術大学の映像演劇学科を卒業後、「台湾の映画が好き」という理由から台湾に移住してしまうという行動力の松㟢翔平さん。なんと、ピンク映画の濡れ場に初挑戦するというニュースをキャッチし、7月某日、都内近郊で行われた撮影現場にOMG取材班が独占密着してきました。

今回、松㟢さんが濡れ場に挑戦する作品は、今秋に東京・上野のオークラ劇場で公開予定『バージン協奏曲 それゆけ純白パンツ!』。4人の女子大生の処女喪失を面白おかしく描いた青春コメディ。松㟢さんは、その4人の女子大生のうちの2名との初体験をする男子学生役だそうです。

今回の前編記事では、なぜピンク映画出演に至ったのか、松㟢さんご本人に色々と聞いてきちゃいました。

――松㟢さんは元々はどんな活動をされていたのですか?
松㟢翔平(以下、松㟢)「多摩美術大学の映像演劇学科在学中に事務所に入って映画やドラマに出させていただいていました。卒業後、台湾で仕事がしたいと思って移住したものの言葉が喋れない。現地の友達に教えてもらいながらモデルをやってて」

――ピンク映画に出演するという衝撃的な決断の理由はなんだったのでしょうか?
松㟢「衝撃と言っていただけて嬉しいですが、そこまで衝撃でしょうか。僕の俳優の先輩はピンク映画に出てる方が多いし、昔は日本映画でも役者は脱いで当たり前だったと思います。抵抗などなかったし経緯ってほどのものがないです。単に今年6月にマネージャーから“こんな作品があるけどやってみる?”と台本を見せてもらったら面白かったんでオーディションに行きました」

――その台本に性描写があるってことにも抵抗はなく。
松㟢「ないですね。ピンク映画で好きなところは無理やり進んでいくストーリーです。前提としてはお父さん達を勃起させなきゃいけない。でもそれだけでなく笑いもある。エロを成立させるためにこんな飛躍的な物語を作っちゃうっていうのが、ピンクならではの面白さだと思っています」

――例えばどんな無理やり感だったり、飛躍的な物語なのでしょうか。
松㟢「例えば『ぬるぬる燗燗』という新東宝映画のピンク映画があるんですけれど。これは居酒屋の男達が、レオタードを着せた女性の体にお燗を垂らして、股から滴るぬる燗を売り出して大繁盛するって話なんです。ちょっとしたSFですよね。でも登場人物達は至って真剣なんです。このエロと馬鹿で飛躍していく感じが好きなんですね。もちろんピンクの中には真面目なテーマを扱ったものもありますけどね」

――今回の『バージン協奏曲 それゆけ純白パンツ!』の台本はどんな所が面白かったのですか?
松㟢「女子大生の処女喪失を賭けた一夏の経験なので、これは斬新だなと。これまで、童貞がどーのこーのってシミったれた話はすごく有りましたよね。そういう話も悪くないし嫌いではないのですが、『童貞ビジネス的』なものに食傷気味でした。その点、これは女性自らが進んで処女喪失するという、まだ未開拓のテーマだと思いました」

――確かに、童貞ものは山とあっても処女ものはあまり描かれないというか。
松㟢「女性ってなぜか抱かれるとか犯されるとか、“○○○される側”として言われることが多いし、逆になると途端に痴女と言われてしまう。でもこれは色んなタイプの女子大生が処女を捨てるために男を抱く設定。この温度感は素晴らしいなと思いました」

――童貞=DTならぬ、処女=SJという新たなジャンルが誕生したと(笑)。
松㟢「そうなんです。4人のSJ女子大生が能動的に男とヤっていく話なんで、なんか清々しいっていうか」


――処女っていうと“あなたに捧げる”的な歌もあるくらいで、自ら経験ってのが新しいっていうか、イマドキな感じなのですね。

松㟢「ただ、あまりにも女性と男性を性で断絶して、権利がどうのという話になると、ちょっと固いし途端に面白くなくなっちゃう。この作品はあくまで彼女4人の馬鹿話であって、その中にちょっとしたエッセンスとして時代の潮流みたいなのが入ってる感じが自然でいいなと思いました」

――実際に初めての濡れ場に挑戦したわけですが、苦戦した点などありましたか。
松㟢「僕はAV女優の神宮寺ナオさん演じるヒロインの愛香から好意を持たれてる後輩の学生役で一見チャラめなんですが、実は誠実な男なんですね。正常位でしてる時、胸を上から揉まないで下から持ち上げるように揉むようにしたり、どうやって女性の体を綺麗に見せるかをすごく考えながら演じてました。僕の体を見たい人なんていないし」

――いやー女性ファンは松㟢さんの体もみたいですよ(笑)!
松㟢「そうですか。当たり前な話ですが、僕、AVをすごく見ていて。これまで何千本と見てきたAVの知識をフル稼動して、この体位の時はAV男優さんは女優のここに手を添えてたなとか、こんな風に動いてたなって、現場に臨みました」

――では今回ピンクに出たことで反響もあると思いますが何か思うところなどありますか?
松㟢「いやあ、僕が面白いと感じて出た作品なので、友達や先輩達、あるいはもし僕にファンがいるならファンにも面白いと観てほしいけれど、こればかりは受け手の問題ですから。どう評価されようとも、“そっかあ”くらいしかないと思います」

飾らない自然体な雰囲気の中に、たまにセクシーな表情も見せたりして、今後の活躍にも期待大な松㟢翔平さん。次週の後編記事では幼少時代から今に至るまで、今後の目標なども含めて独占インタビューしちゃいました。お楽しみに!


松㟢翔平
1993年生まれ。埼玉県出身。身長178cm
映画・ドラマに出演している傍ら、モデルとしても活動。日本と台湾で活動している。
真心ブラザーズが9月4日に発売するデビュー30周年のセルフカバーアルバム『トランタン』収録のMV『愛』に出演。リアリティ番組『TERRACE HOUSE TOKYO2019-2020』(Netflix)出演中。WEB コラム『もしもし台湾』(GINZA HPにて連載中)


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