産婦人科と美容皮膚科に25年間携わり、女性の心身を熟知する『天神レディースクリニック』の森智恵子先生。明るくサバサバした語り口調でクリニックで働くスタッフはもちろん患者さんのファンも多く、バラエティ番組などテレビ出演も多い先生です。先生の生い立ちから、ちょっとブッとんだ私生活など、アレコレ聞いちゃいました。





――先生がそもそも医者を目指そうと思ったキッカケは何だったのですか?

森先生「実家がスーパーマーケットだったので色んなご家庭に配達に行っていたんですね。そこで、お米や牛乳など、なんにしろ高くて良い商品を注文するのはお医者さんだなって小さいながらに思ってて。今は違うけどその当時は将来はお金持ちになりたいと思っていたので、医者しかないと」


――そんななか、婦人科を選んだのは?

森先生「男性に負けたくなかったからです。男性と同じ外科医の道を進んでも、今はまだしも当時は間違いなく負ける。患者さんがそもそも女性より男性を信頼するような時代でしたから。それに、誰を診察しても最後は専門医の登場を待つことになるし、専門医は最低限取るべきだと思ったので婦人科しかないと。でも、婦人科だけのお医者さんなら他にもいっぱいいるから、美容皮膚科に麻酔科、精神科と何回も何年も興味のあることへの研修を続けました」


――まずは久留米大学の医学部卒業後は7年間、産婦人科で勤務されて。

森先生「はい。久留米大学医局からの派遣でと聖マリア病院、熊本市民病院の産婦人科で勤務し、忙しかったですねー。寝られないし、いつもポケベル片手でプライベートもない。結婚相手だって見つからないし。非常階段で何度「やめてやる!」と叫んだことか」


――そんななか、産婦人科医をやめて全く違う美容皮膚科に進むキッカケとなったのは?

森先生「なりふり構わず働きましたが、35歳の頃に“もっと女性の患者さんの笑顔が見たいなあ”という思いとともに、当時の上司に「お前は産婦人科医より自分の向いていることをやれ」とアドバイスして下さって。それに、もっと稼げる医者になりたかった。お金持ちになりたいわけじゃなく私に関わるスタッフも含め稼げる人間になりたいと」


――そこでなぜ美容皮膚科を選んだのですか?

森先生「やはり顔の印象を変える、よくすることが一番の女性の自信、心から笑える自信に繋がるんだなと思い、美容皮膚科を選びました。女性って何歳になっても綺麗でいたい生き物じゃないですか。シミやシワが一個でもなくなれば、たとえ他の誰にも気付かれなくても自分にとってはシミやシワが消えたことが大きな自信となって笑顔になれる」


――美容医療の最先端『美容皮膚科シロノクリニック』で副院長にまでなられて。

森先生「生活や日々の仕事場にストレスを抱えて来院したり、よりよい美を追求するために訪れる女性の患者さんを見る中で、求めているのは心の救いなんだなーと感じたし、その方達の期待に最大限答えたいと思ったので、国内でもいち早く新しいレーザー医療機器を扱える医師になりたいと頑張りましたよ」


――麻酔科や精神科の医師免許を取られたのはどんな思いから?

森先生「やはり痛みの少ない医療をしたいと思って麻酔の知識をみにつけたかったし、女性が心から笑える医療をするには心のこともわかっていたいと精神科を。とにかく一人で4人分くらい働ける自分でいる、そんな自分を目指す思いが私にとっての原動力だったんですね。もちろん周りの医者仲間からは?と思われました」


――忙しい中でもご結婚されてお子さんもいらっしゃいますもんね。

森先生「うちの家系はみんな背が低くてねー。それでクリニックにヒゲの脱毛に来ていた身長が高い良い遺伝子持ってそうな男が現れてね、それがパパなんですけど、私が引っ掛けたんですよ(笑)。でもねー、その後、生まれた娘はなぜか身長が伸びずに今はカナダに留学してるけど、150㎝くらいかしら」


――では今は旦那さんと二人暮らしなのですか?

森先生「いや、パパは東京に住んでてほとんど音信不通(笑)」


――そうなのですね。そんな先生の日々の癒しは何なのですか?

森先生「今はもうただただ仕事ですよ。クリニック終わって22時頃に這うようにマンションにたどり着いてお風呂はいって深夜0時から朝7時まではぐっすり寝て。それでクリニックに出勤って繰り返しですよ」


――湯船に素敵なアロマを垂らしたり何かリラックス法は?

森先生「アロマなんて垂らさんばい(笑い)! 少し前まではクリニック終わりにすぐ近くのゲームセンターでUFOキャッチャーをして、毎月30万円近く散財してたこともあったんですよ。おそらくストレス解消だったのか」


――毎月30万UFOキャッチャー! さすがです!

森先生「そうそう、クリニックに置いてた椅子のクッションがなくなった時なんか「あ、じゃーちょっと釣ってくるわ!」って私がクッション釣り上げて。クッション代が浮いた〜みたいな(笑)。毎夜ゲーセンに足繁く通ったのでプロ級の腕前です。でもそのブームも今は落ち着きましたからねー」

――ガンガンにお酒飲んでストレス発散〜とかもなく。

森先生「ないですね。まったく興味がない(笑)。翌日の仕事に響くの嫌やし」


――ホストクラブで男遊び豪遊〜とかもなく!

森先生「興味ないですね! それはもう一時期はマンションだベンツだってお金を使ったこともありましたよ。でもね、そんなことは所詮くだらないことだって気づいた。ブランド物を持っているとお金持ちみたいだ〜とか、もういいやと。それよりも自分や家族や患者さんのために働くことほど素晴らしいことはないと」


――でも若い彼氏くらいはいそうです…。

森先生「いません(笑)。毎日ですね、女性のシモ系のお悩みを伺ったり、その治療に取り組ませていただくにあたり、男女の恋愛系はロクなことが起こらないわけです(笑)。今はもう仙人のような心持ちです」


――先生の生き甲斐は?

森先生「お金を稼いで娘の留学費用に使うだとか、スタッフにご褒美をあげられるとか。それとコーラが好きなのでコーラ1日2本飲めればそれだけで幸せです。こうして取材に受けたりテレビに出させてもらえたりすることが十分なリフレッシュになっていますしね」


――では最後に、今後、“サーミバー”を始めとした膣ケアの医療分野はどんな進歩を遂げていくのでしょうか。

森先生「今の膣ケアの最先端は、顔のたるみ治療の最高峰「ウルセラ」と同じ超音波によるHIFU(ハイフ)という世界初の膣引き締め機器“ヴィーナスハイフ”ですね。今後はこのような超音波治療の進歩がどんどん進むと思います」


――“ヴィーナスハイフ”! これまた気になりますね。どんな施術なのですか?

森先生「この超音波は膣周囲を支える「筋層」という深部まで届き、尿漏れや子宮下垂の予防にも効果的です。コラーゲン繊維も再生され、1回の治療で緩みの改善というよりも強力な引き締め効果があります」


――その“ヴィーナスハイフ”の導入ご予定は?

森先生「今まさに検討中ですね。これからもより多くの女性が前向きに人生を楽しく、笑顔でいるためのお手伝いができたらって思いますよ」






森 智恵子

1991年 久留米大学医学部卒業
1995年 久留米大学大学院医学研究科修了
1997年 久留米大学産婦人科勤務  聖マリア病院産婦人科勤務
1998年 熊本市民病院産婦人科勤務
2002年 シロノクリニック入職
2017年 天神レディースクリニック開院

レーザー脱毛や光治療、アンチエイジング医療分野の美容皮膚科医、婦人科医として幅広く活躍。

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