パパ活。いまや聞き慣れたこのワード。パパ活したい男女のマッチングアプリが複数登場し、2017年にはdTVで『パパ活』なるドラマが放送され話題に。その活動とはデートするだけで金銭的な支援をする男性と受ける女性を指すようです。パパ活では一体どんな女性が、どのようなキッカケでパパ活を始め、実際どのくらい稼いでいるのでしょうか。

その言葉の発祥を、男女の出会いに詳しい恋愛コンサルタントの鈴木リュウ氏に伺いました。

鈴木リュウ「もともと港区在住の彼ら(港区おじさん)を “パパ”と呼んでいた港区女子がいたことからメディアがそれを“パパ活”と呼ぶようになり、本人たちもそう呼ぶようになったことが始まりです。その活動内容は、お食事ついでにお小遣いや高価なブランドもの、タワマンの一室をあげる港区おじさんと、それを受け取る港区女子です。今では港区関係なしにパパ活アプリ『ペイターズ』を始め全国的に活動をする男女や、より高額のお金を得るべく肉体関係ありの関係をもパパ活と呼ぶ男女がいたりと、その裾野は大きく広がっているようです」

今回は様々な年代とケースのパパ活女性たちにお話を伺いました。

まず話を聞いたのは、高卒後はセックスなしのパパ活収入だけで暮らす、なゆかちゃん(21歳)。



――パパはどのように見つけているのですか?

なゆか「私はTwitterのみです。パパ活アプリはパパを選ぶのが面倒だし、男性経営者とかに招かれて飲み会に参加してお小遣いをもらう“ギャラ飲み”とかは性に合わないので、私は完全に個人プレーで探してますね。Twitterでパパを募集しDMのやり取りで厳選します」

――パパ活歴は何年、何歳の時からどんなキッカケで行なっているか?

なゆか「18歳の時からです。その当時はパパ活ではなく“デート援”って言ってました。当時、妻子持ちの方と3年間くらい付き合ってて、その人のことガチで好きで尽くしてたのに別れることになって恋愛に疲れちゃったんです。男性のこと本気で好きになるのはもうやめようと、こちらが都合よく利用しちゃおうと思ったのがパパ活を始めたきっかけです」

――パパは現在何名いてその年齢層はどのくらいか?

なゆか「今は5人。みんな40代。そのうちの一人は食事で5万円くれます。“まる子のおじいちゃんの友蔵がついついお金あげちゃう感じ”って言ってました」

――そのパパたちとは会って何をするのですか?

なゆか「フツーに食事行ったりカラオケ行ったりデートみたいな感じ。沖縄旅行とかについてくこともありますね」

――泊まりの時はぶっちゃけセックスはしないのですか?

なゆか「うーん、旅行に行く人は自分のこと友蔵だって思ってるし、私のことはまる子だって思ってるんだから、セックスは求めてこないですよ。一度もセックスをしたことがないのに、なんだかセックスレスの夫婦みたいな感じでもある」

――パパ活によるトラブルはなかったか。嫌なことをされそうになったとか。

なゆか「ないですね」



――パパ活は、あなたにとって、何ですか?

なゆか「うーん。普通に働くのがバカらしくなるので、できればしないほうがいいと思う。最近、Twitterとかでもセックスありって募集かけてる女性を見ますけど、それはパパ活じゃなくて援助交際だから。同じにしないでくれって思う」



一方で“セックスあり”で活動をしているエリカさん(38歳)にもパパ活事情を伺いました。

――パパ活はセックスなしが基本だっていう定義のようなものも存在するそうですが、そもそもエリカさんはなぜセックスありで活動を?

エリカ「もちろん私だってセックスなんかしたくないですよ。2年くらい前まではセックスしないで食事で2万円とかもらえてた時代もあります。でもここ1、2年で状況は大きく変わりました。パパ活市場に港区女子でもないフツーの女子大生が加わったことにより、彼女らが価格破壊を起こしたんですよ!」

――パパ活の価格破壊! それは一体?

エリカ「私はパパ活サイト『シュガーダディ』を通してパパを探し、そこでメッセしてお小遣い額交渉してからパパと対面します。2年ほど前に「食事で2万」と言ったら「は? 女子大生ですら2万でセックスもありだっつーの。ババアがナニ言ってんの?」と言い放たれて。その辺りからパパ活=セックスは標準装備って感じになってしまった感じがします」

――じゃあ、致し方なくセックスありで2万だと。

エリカ「もちろん最初は3万円って言いますけど、それじゃ通らなくなってきたので食事とセックスで2万。ナメた奴はセックスのみだけどホテル代込みで1万だって言ってきて。「さすがにそれはない!」とブチギレ。ギャラ飲みに参加してパパを個人的に見つけてやり取りしても、平均2万円ですね」

――基本的には1回いくらって感じなのですね。

エリカ「いえ、月契約の場合もあります。パパの都合に合わせて週一で会って月10万はもらいたいところだけど5万ってケースがほとんどですね」

――それじゃー月4回会ってヤッたら、1回1万ちょいじゃないですか!

エリカ「そーなんですよね。なので月契約はやらないことにしましたし、月契約しちゃうとパパがストーカー化したりするケースもあってリスクも高いんでしないようにしてます」

――パパ活によるトラブルなどもありそうですね。

エリカ「ありますよー。ナマでさせろって言われて。ゴム付きで3万、ナマなら5万払うと言われて信じたのに結局2万しかもらえなかったっていう」

――えー! それはなぜ!

エリカ「ごめん! 手持ちが2万しかなかったわ!って言われて。もう何も言う気が失せてそいつと早く別れたくてその場で別れて泣き寝入りです」

――大変ですね。パパ活も。

エリカ「大変ですけど、最近は留学とか専門学校に通う資金作りでパパ活をしている女性の援助をしたがる足長おじさん的パパが増えてる傾向です。“俺は女の夢に手助けしている”っていう男としてのステータスを満たすだけでなくセックスの欲望も満たしたいってパパが増えてて、まだパパ活にも希望はあるなって思います。留学だの専門入学だのいくらでも嘘は言えますからね。それでたまに1回5万とかもらえる時もあるのでオイシイです」

――今後もパパ活を続けますか?

エリカ「そうですね。今ちょっと値段交渉に疲れちゃったんで積極的ではないですが、ゆるく今後も続けます。10代の頃から援助交際のようなことはしいて、そこから常に定職につきながらも副収入としてのパパ活は欠かさずしてきたので、今さらやめられません」

そして最後に、まさかの50代女性で大絶賛パパ活中だという、ゆり子さん(50歳)にもお話を伺うことに。ゆり子さんは未婚の現役AV女優でAVに出演しながらデリバリーヘルスやパパ活と掛け持ちをして生活をしているという。



――一応、本業はAV女優ということでしょうか?

ゆり子「はい。でもAVの撮影現場は月に1本入ればいい方で月収はゼロのことがほとんど。1本入って10〜20万円前後で安定しません。なのでパパは常時5人はキープし食事とセックスで3〜5万円で一ヶ月で20万円はキープしています。それ以外にデリバリーヘルスで10から多い時で20万円という感じです。だいたいまとめて月収40、50万円になるように頑張っています」

――ん! なんだか30代女性のエリカより安定したパパ活収入な気がするのはなぜ?

ゆり子「私のパパ探しは交際クラブからです。ここではユーザー登録後に写真撮影を行って仲介人によって私とパパ活をしたい男性の方からメッセをいただき、OKなら会うし、断ることも可能なのです。なので私は複数の交際クラブに登録して条件が合うパパのみ探しているんですね。アプリとは違って仲介人がいるというのは大きな安心になっています」

――そもそもAV女優ということは明かしているのでしょうか。

ゆり子「いいえ、絶対に明かしません! そんなことを言ったら無理なプレイを強要されそうで嫌です。ゴックンできるんだろとか、ナマ中出しさせてとか。実は以前、顔バレしてしまって、そういうことを言われたことがあって」

――AV女優だと売りにしているかと思ったら、逆にバレると面倒なんですね!

ゆり子「はい。それに60、70代くらいの方をお相手することが多いですが、その世代はAV女優っていうとヒイちゃうような方が多いですね。やはり男性は年齢が上であればあるほど女に処女性を求めるように思います」

――そういうもんですかー。パパとのトラブルは何かありましたか?

ゆり子「交際クラブが仲介してるだけあってトラブルはありませが、面倒ならいくつか。だいたい60、70代ものおじ様はお食事の際に飲んでホテルに行くので、勃ちが悪いので延々フェラさせられたり、硬くなれず挿入できないからって口内で発射されたりするのが嫌かなと」

――パパとは交際してどのくらい続くのですか?

ゆり子「せいぜい3回。男の人は所詮遊びなのですぐ飽きます。3回会ったらだいたい終わりなので後腐れもなく、すがったりしないよう心がけてますね」

――ゆり子さんにとってパパ活って何ですか?

ゆり子「生活資金を得るための大切な活動。今後も需要がある限り続けます!」

いかがだったでしょうか。20代、30代、50代のパパ活女性のパパ活事情。ニュースサイト「SIRABEE(しらべぇ)」の独自調査によれば、全国334名の20代から30代の女性の11.1%がパパ活をしていると回答したそうです。

また、Twitterには“#パパ活JC(女子中学生)”などのハッシュタグ投稿も多くあり、その活動は10代にまで広がっている事態に。パパ活は今やどの年代の女性にとっても当たり前の活動になっているのかもしれません。

女性が昼の仕事で稼ぐには能力のある一握りに限られるのでしょうし、キャバクラや風俗業界ですら足を踏み入れれば稼げる業界ではなくなりました。今後、パパ活をする女性は増えるのかもしれませんが、あくまで自己責任の活動であるゆえ、どうか危険な目に合わないよう心がけていただきたいものです。


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